浅瀬で深く

ライブに生きたい

痛くても抜けます~スポンジ二度目の親知らず~

  24時間テレビお疲れ様でした~~~~~!!!!毎年「今年は24時間テレビを24時間見るぞ!(本当は27じk(ry)」と意気込んでキータイムしか見れません!スポンジです!!!あっさり深夜のしやがれが終わる頃合いで寝て起きたら天気予報終わってました。毎年天気予報の時間に起きれた試しがない。

 V6とHey!Say!JUMPとの二世代パーソナリティということでどうなるかなと思いましたが、V6ファンの友人が「やばい。裕翔かっこいいハンパない」と言っていたので、それぞれのファンがそれぞれ別のグループを自然な流れで見て好きになっていくという事務所の策略があったとすれば、ハマった人は少なくないのでは。かくいうスポンジはその友人に対してひたすら「有岡くんかわいい♡ご飯おいしそうに食べるところが本当にかわいい♡」と送り続けてました。

 しやがれではにのがMCをやっていたのでお得だなと思いました。ありがとうございます。健くんとの絡みで急に側転した時にはちょっと(いやかなり)盛り上がった。スタッフさん慌ててモニター下げてましたね。ちょっと残念だったがの、割合として嵐とV6が喋っていることが多くて、長野さん不在、坂本さんと大野さんの空気具合が……と思うところもあったのですが、総勢19名という大人数だったので全体のバランスを取るのは難しかったでしょう。

 硫黄島ではワイプで抜かれた岡田くんが涙を拭うような仕草をしていて、永遠の0を演じたからこそ思うところがあったんだろうなとしみじみ。高倉健さんに向けた手紙で何度も言葉を詰まらせ、何というか、俳優岡田准一の姿が不眠不休の精悍な顔立ちと相まってぐっときました。フィナーレでは時間配分として危うげなく(体力的には大変だったと思います)無事DAIGOさんもゴールできて何よりだなと思いましたが、羽鳥さんと実況と負けないでが被りすぎてわちゃわちゃ感が否めなかった。

 何やかんやで2日間、テレビの前で見させてもらいました。本当にお疲れ様でした!

 という夏の終わりの祭典24時間テレビが始まる前に、親知らずを抜いてきました。以前ブログに書いた記憶があったので掘り起こしてみたら、5年前にうるさいぐらい記録されていました。今回はこの時から生えてきている疑惑があった左上親知らずの抜歯です。人によっては痛い話なので畳みます。

  事の発端はそう、2か月前に遡る。その日スポンジは会社の先輩の結婚式を目前に、前歯のステイン汚れといういったい誰が気にすんだよ、お前の前歯なんてさして見ねーよ!と分かりきっているにもかかわらず気になるという至極どうでもいい悩みに頭を抱えていた。(大げさ)せっかくの先輩の晴れ舞台、しかも受付という大役を任された以上自分にできる最大のパフォーマンス(笑顔)で迎えたい。その一心で急遽結婚式当日の朝、歯科医院へ向かった。突然の予約だったため、初めて利用する歯科医院だ。そこではクリーニングのお願いだけしたのだが、久しく歯医者にかかっていなかったため軽い検診も受けることにした。レントゲンを撮り、治療台に戻る。出てきたレントゲンに写る―――アイツ。

 いや、見えなかった。一切見えてなどいない。そう思いたかった、5年前を最後に直視することから逃げてきたアイツ。もう旬は過ぎたがトウモロコシが好きなのでよく食べ、その都度薄皮が挟まってしまうアイツ。歯を磨く時に磨きにくすぎておざなりにしていたアイツ。

先生「左上の親知らず虫歯になってるけどどうする?」

 衝撃的な事実に、性質上一度固まり言葉に詰まったが「と、とりあえず今日はクリーニングだけで……」とだけ何とか絞り出した。

 スポンジに残された選択肢はふたつ。

 1.虫歯を治療し、これからも親知らずと共に生きる

 2.虫歯ごと親知らずを抜歯する

 選べなかった。正確には選ぶという行為を拒んだ。幸い、前回同様親知らずは真っ直ぐ生えているため歯茎の腫れはなく、近くの歯を圧迫することもなかった。治療をすれば今後も他の歯と同じように人生を共にできる。しかし、やっかいなのは親知らずが持つ特性、そう最奥歯であることだ。前述の通りこの親知らず、やたら食べ物が挟まる。挟まるというか引っかかる。夜、しっかり歯を磨いても翌朝磨いた時に明らかに挟まっているものが取れる感覚がするのだ。治療をしてもその特性から、再び虫歯に罹患する確率は非常に高い。

 一方、抜歯をすれば虫歯ごと取れるわけだから、当然治療を行う必要はない。さらに右上はすでに5年前に抜歯済みであり、下の親知らずに関してもまだ生えていない、ないしは横になっているため出てくる可能性が低い(コイツが一番やっかい。戦々恐々)全部の親知らずが綺麗に揃うことはもう、絶対にないのだ。(当たり前だけど)

 非常に悩んだ。治療を受けるべきか、抜くべきか。結婚式の最中は幸せで頭から抜けていたが、しばらくすると襲い掛かる重圧。どちらを選ぶことが自分にとってベストな選択なのか。悩んで悩んで悩み続け、2か月も放置した。最終的には歯医者に再び行くことすらもはや拒んだ。というか忘れていた。

 そんな時、転機は訪れる。予期せぬタイミングで。

 それは8月のはじめ。猛暑が続きうだるような日々、テレビは24時間テレビの番宣で賑わっていた。

 ――――歯が痛い。

 親知らずではない、別の歯が痛い。

 硬いものを食べる度に右上の奥歯(NOT親知らず※しつこいようだが右上はすでに抜歯済み)にズキンと痛みが走る。いやいやまあまあ落ち着こう、何かこうその場の食べたものの硬さの具合じゃん?と気に留めないよう努めたのだが、痛いものは痛い。これはもう見過ごせないレベルにまで達している。しかし少し気になることがあった。硬いものを噛むと必ずある1か所の歯が痛むのだが、冷たい飲み物を飲んでも滲みない、柔らかい食べ物は痛くない、歯磨きも問題ないのである。この症状、どこかで……?と頭に引っかかりを覚えると、左奥歯も米粒が引っかかっていた。

 歯医者へ行こう。

 決めた。

 もう、この引っかかりと共に生きていくことはできない。

 ―――――抜こう。

 こうしてスポンジは2本目の親知らずの抜歯と歯の痛みの治療を受けるべく、2か月ぶりに歯医者へ向かった。

 結論から言おう。抜歯は成功し、歯の痛みはブラキシズムであることが予想がされた。ブラキシズムについてはちょうど4年前にもなっているので参照。(参考にはならない)簡単に言えば歯の噛み合わせが強い、夜中に歯ぎしりをしている、緊張状態などで無自覚に歯を強く噛み締めている人がなる症状のひとつだ。歯同士がお互いにかけている力が一般的な人よりも高負荷のため、神経が一時的に痛むとかナントカカントカ。すみません、抜歯を目前に虫歯じゃないってだけで安心してほっとんど聞いとりませんでした。とりあえず、覚えている先生の一言は「歯の勘違い」。ちょっとうけた。

 抜歯につきましては、今回は歯茎が被っていることもなく、麻酔を3か所ほど刺して先生が渾身の力押し抜いてくれました。ちなみに麻酔1か所目が一番痛かった。思わず「うぅうう!!」と呻くスポンジ。しかも何か麻酔が苦い。治療台の取っ手を掴もうとしたけど何かそれも不安だ!と腹の上で思いっきり両手を組んで握りしめてました。アーメン。麻酔も3か所目では痛みもなく、しばらく放置された後、いざ抜歯。

 通院している歯科医院は治療する際に必ず目の上にタオルをかけるので様子や先生の顔、器具などは一切見えません。これが大変助かりました。見えるほうが安心するという方もいると思いますが、スポンジの場合見て現実を知るのを拒むほどビビっていたのでありがたかったです。ただ、前回のクリーニングの時は視界が塞がれたことでちょっと寝ちゃって2回ぐらい「あ、ごめんなさい、口開けてくださーい」って言われた。すみません。

先生「痛かったら痛いって言ってくださいねー」

 さて、いよいよ抜歯の時来たり。こくこくと頷きながら口の中に器具が。緊張の一瞬。ああ、ついに、ついに親知らずが抜かれ………口の端が痛い。痛い。痛いいいいいいいけど歯は何も痛くないからこれは痛いって言っていいのか!?否か!?!?!?

 視界が隠されていたのでどのような器具が入ってきたのか分かりませんが、左上めがけるために口の端を思いっきりぐいーんと伸ばされて乾燥していたこともあって切れそうで痛い。とにかく痛い。

先生「あ、ごめんねちょっとゴリって嫌な音するかもしれません」

スポンジ「!?」

 歯が器具によって削られるような音はしましたが、実際大きな音はしませんでした。そして今回は全く抜けた!という感覚も感触もないまま抜歯終了です。

先生「はい、抜けました。お疲れ様です~」

スポンジ「ありがとうございました……」

先生「ちょっと綺麗なもんじゃないんですけど、はいこれね。見える?この黒いのが虫歯です」

 って見せてもらった歯が予想を上回って黒かったんでヒィイ!!!!となりました。マジかよ……虫歯ってこんな黒くなるのかよ……よくこれで(虫歯の)痛みなかったわぁ……というぐらいでした。記念にもらってきましたが、どうしようコレ感が凄まじいです。

 そして何というか、正常に生えている歯を一本抜くって大変なんだなあと、先生の力の入れ加減を間近に感じ非常に強く思いました。あ、先生は女性の方なんですが、こう、全体重をかけて!押し抜きます!という雰囲気がしました。見えてないし聞いてないのでもしかしたらコツがあって力とかそこまでいらないのかもしれませんが。

 翌日、多少の違和感はありましたがひどく腫れる心配もなく、出血も少量で済みました。ツイッターで親知らず抜いた(;;)(;;)(;;)まぢ親知らずっょぃ(;;)(;;)(;;)と呟いたところ声をかけてくださった優しい皆さま、ありがとうございました。スポンジは無事大人の階段をまた一つ登ることができました。これから親知らずの抜歯、もしくは何らかの治療を行う方の御健闘を心よりお祈り申し上げます。

 

 さて、残りは二本。どちらも下の歯。一本は横向き。次なる試練に向けて、まずは親知らずを虫歯にしないよう、きちんと歯を磨いて歯を大切に。岡田くんもそう言ってたもんね!!!!!