浅瀬で深く

ライブに生きたい

ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DEGITALIAN TOKYO DOME the 3day

どれくらいスポンジが現金かと言うと、ここ一、二年ドル誌・テレ誌・映画誌・女性誌・ファッション誌のいずれの紙媒体の表紙が嵐だったとしても買わなかったのが、図鑑みたいなnon-no欲しいなあ!って次の日は思ったぐらいです。

プレイリスト即作るとかっていうのはほんとうにも基礎中の基礎みたいなテンションでいます。ついこの間までニノさんのスペシャルも知らなかったスポンジの手のひら返し。

オーラスお疲れ様でした!!!!!!!!!!!!

 まあもうオーラスだからセトリも演出も既出以外何ものでもないですが、一応畳みました。

【総括】

二部構成に踏み切ったJの判断に感服

 15周年のライブがある意味タイミングだったのかどうなのか定かではありませんが、もうこの判断。言葉を選ばずに言いますと、嵐のライブのフォーマットっていうのがあると考えていまして。それが例えば所謂一般向け曲の網羅だったり消化みたいな感覚でいるのですが、そういうのにマンネリ化していたところがあったスポンジの心っていうか度肝をぶっ抜かれました。

 以下、セトリ飛び飛びで所感です。

OP映像

 始まる直前、円陣の声やら後々知る演出の心拍数やら「これぐらいじゃもう騒がないぜ?」みたいなスカシっぷりをかましていた自分を殴りたい。ほぼ定刻に始まったライブの中、時間通りに席をわらわらと立ち始めるのを横目に「照明落ちないと立たないぜ?」っていうかもう素直になれよ……挙句の果てに照明落ちても「よっこらしょ」みたいなスタンスで立ち上がったスポンジはOP映像でもプラチナデータ始まるフラグを感じて笑っていました。居直れ。

01.Asterisk

 メインステージの中央から現れる嵐。イントロで一曲目がアルバムで一番好きな曲と認識した瞬間↑のスポンジは木っ端微塵に砕け散りました。

 冷静に見たらなかなかに面白いダンスだったと思うんですが、左右のでっかいモニターに嵐が映った瞬間歓声通り越して怒号が飛び交った。スポンジの中で。周りの方スミマセンンンとか思ったけど、多分熱量的にはドーム全体がそんな感じだった気もする。

02.Take off!!!!

 セットごとムービングになっているようなテンションでムービングが動き出してかなり焦った。KAT-TUNみたいな超縦長でもなくま四角でもなく、ほんとセットの前のほうだけちょっと動かしちゃいましたよぐらいのスタンスで動き出した。

 後半でAtoRSHIはサクショウさんに煽っていただきました。あざっす!衣装は上が緑っぽいギラギラで靴がみんなものすごいオレンジだった。肉眼で認識できる最大級の蛍光オレンジとみた。

04.Welcom to our party

 のりことの札幌ドームを思い出すぜ……歌詞の中にある隣の人ともハーイタッチ!でのりこが嵐とは逆にいるスポンジのほう向いてハイタッチしてくれたんだぜ……

挨拶

 J→幸せな気持ちになっててちょうだい的な!Popcornっぽい髪型だったかな

 相葉ちゃん→前髪が長い。神

 リーダー→デジタリアーン祭り 我々\でいっっっ!!!/

 にの→すごい煽られた。足んねーよだかもっと!だか。喉がすでに焼け焦げる

 サクショウ先輩→最後のDEGITALIANの発音に笑いましたかっこよかったです。

06.Disco star

 今のところ

・アラブ王

・油田王

ブータンの次期国王

 あたりが濃厚なディスコスター。オープニングはアラジンみたいだったから砂漠の王国が一番しっくりくるのかな?誰もが触れざるを得ない。いやむしろ、この時この瞬間、スポンジは嵐のライブではなく相葉雅紀改め開国宣言した新国(造語)の国王の開国記念パーティに参加させていただいたかなとすら感じた。

 まずイントロから観客改め国民の「ディスコスター!」コールの一体感。そして現れた神輿から登場した国王改め相葉雅紀。腕にものすごい長いぴらぴら着いててギラギラした衣装を纏ってジュニア改め家来を引き連れて踊っておられました。正直ダンス一つ一つ思い出せないけど、とりあえず壊れるほど笑ったのは覚えてる。\フッーフッー!/\フワフワフワフワ!/あとはこれに無我夢中。

 曲の途中、アリーナに伸びた花道を列を成していったときは、国王が国民に幸せを振り撒いているありがたい光景を上から見てたっていう気持ちでした。トロッコ移動もすごかった。

07.Hey Yeah!

 会場の空気が変わる。さっきまでブータンだったのに、急にホワイトハウス前に瞬間移動した感じ。

 総称して国王、そのほかいろいろ言いましたが、今度はサクショウ牧師です。ステージの中央に、牧師がいましてですね、幸せについて本気出して考えてみましたを流暢な英語で語るという予期せぬスタートだったので、さっきまで発火すんじゃねーかっていうぐらいの会場及びスポンジはそらもう度肝を抜かれました。

 黄色のジャケットを着ていました。ジュニアの背中に数字が書かれてて、=サクショウの背中「Hey Yeah!」があまりにも突然始まった(ように見えた)ので結局、幸せって夢って難しく考えずフワフワフワフワ!!!!!

08.One step

 実は嵐の前にドリカムのコンサート行ったもんで、ワンステップの度に指を突き上げるの。すごい何度でも感でした。

09.Oh Yeah!

 銀テスッパーーーーーーン!!!!!!!スタンドの前のほうじゃなかったのに、ものすごい飛んできてゲットできたのは良かったんですが毎度のことながら銀テに夢中になってしまい、ステージ上の嵐がほぼほぼ見えない。

 トロッコ移動で、目の前に丁度Jがきてたので「手ぇあげろ!!!!」をやってくれたのがすごい嬉しかったです。

MC

 非常に二宮さんがおいしく楽しいMCでした。胸に着けてる心拍数が本当かどうか知るために走ります!じゃんけんします!二宮さん勝ちます!ジャケット脱いだら背汗がすごい→一部のファンピギャアアアア(スポンジ含む)花道を折り返すときに謎の給水(しかもストローがない)ペットボトルを一生懸命持って水を飲む姿が恐ろしくかわいかったです。最後は徐々に下がるデジタリアンタオルゴールで着地。ヒーローインタビューと題して、マイクを持っている二宮さんにすかさずマイクを差し出したサクショウのキャスター魂を垣間見た。

 ここまでの流れがとてもかわいい。心拍数が170超えて「俺の身長超えたよ」ってぽろっと言ってましたね。

 ついでにハダシの未来の最後でリーダーがなぜかピック持っててそれを華麗に投げてみたのに、みんなに探されてステージ上に落ちてるのが見つかる。かわいい!!!!!!!!!!!!

 聞き間違えでなければ、このあたりでサクショウが「じゃあ次の衣装に……」みたいなこといってリーダーとJがはけて三人で喋ってたんだけど、結局二人とも着替えずにで、でてきたよね……?変わったところと言えば、二宮さんが走り終わって相葉さんのデビクロくん宣伝のときにちょこちょこ「お願いします」だの「ありがとうございます」だの言いながらインしてたワイシャツアウトしたぐらいでしたこちらから確認できたのは。

 そして最も萌えたのは言うまでもありませんが、言いたいので言わせてください。

 二宮さんの口から 車種が 出ました

おめでとうございまーーーーーす!!!!!!

 何がめでたいって、「ちょっとだけお時間いいですか?」って指と指の隙間作って時間頂戴するところと(これはライブの後のりこと話してて言われて思い出して更に悶えたポインツ)その後ですよ。

「あー……これ言っちゃっていいかな?いいよね?俺、ノート乗ってんすよ」

 ちょっと違うかもしれないけどこんなニュアンスの言葉の。言葉のね!!!!!!!!!!

あー……これ言っちゃっていいかな?いいよね?

 ここ!!!!!!!!!!!!!!

 一瞬言うか言わないか悩んで言おうと決めた「あー」のあとの沈黙と誰に聞いて誰の了承が必要なんだい!!?!?!?っていう確認激萌え。

 あとこれ後出しじゃんけんになっちゃうからあまり書いても意味がないんですが、ちょうど最近の通勤ネタが【嵐が乗ってかっこいい車はなんだろう?】だったわけです。ただまあああああああスポンジ免許持ってますがペーパーな上に国産も外車も区別つかないような車オンチなんで、大体一瞬で終わってたネタだったもんでね……具体例出されちゃいましたよ……ちなみに本人が本当に何乗っているかはまあ正直どうでもよくて、何が似合うか、っていうネタなのでじゃあまあにのが本当に何乗ってるか知ったところでっていうのはあるんですが、車種を口にした(車種の内訳はどうでもいい)っていうことの重要さを伝えたかった。

 おかげさまで30分ぐらい話してたMCの記憶量のほとんどここ。あとサクショウが年末にかけて仕事しますんでエイチディーディーの容量を空けてくださいって普通に先生にみたいに注意喚起してきたことはめっちゃ覚えてます。恐らく大半の人がベスアもFNSも編集できずに放置している現状を見透かしているようでした。

 あとはウェーブからの演出の説明が予想外に難解すぎて、「じゃあもうコントロールしてくれYO」と元も子もないこと言って本当にすみませんでした。まさかの本人たちから改まってカラー説明があるとは思わなんだ。「キーマカレーです!」「演出やってます、紫です」「俺キーマカレーとか言っちゃったよ……」いちいちかわいさ出してくるとも思わなんだ……ッ!!!

12.WISH

 最初のウェーブがまああああ綺麗でした!!!!!!ただ若干遅かったようで、サクショウあたりが急いで的なことを手でやっててかわいかった。

13.メリークリスマス

 コントロールされたファンライトがいっせいに消えて、映し出された映像もモノクロ。そんな東京ドームのセンターステージにエレキを持って歌う二宮和也。首の周りにファーがついているのにチャラくならない不思議。イントロのエレキでやや発狂しかけながらも、映像がモノクロなので野鳥の会発動して双眼鏡でガン見しました。最後のサビだかで、パッてつくんだろうなーって分かっていてもついた瞬間は思わず声を上げてしまうぐらい綺麗でした。また歌いながらにこにこ笑っててねぇ!!!!!!

 ピアノでしっとりもいいです。踊ってくれるのもいいです。

 でもスポンジは気づいた。

 5x10の時からギターを笑顔で弾く二宮さんが好きだと……………

 あとパンツが赤のチェックでくっそかわいかった。どこかミッキー要素織り込んでくるよね。

14.STAY GOLD

 さっきとは打って変わってファンライトの演出を120%使うJ。衣装が白かったし、演出もシンプルだったけどライブ始まって最初の特効がここだった気がします。

 とにもかくにもファンライトと会場のライティングの絶の妙!!!!!!ディスコスターとはまた違った意味で会場の一体感がすごいというか、何かJが思い描いているであろうエンターテイメントに自分が参加してるとか思うと胸アツですわ。

15.Imaging Crazy

 ハンドマイクを持って歌っているのを見て、隣の智ヲタがライブ後に「あれは智にとって踊る歌ではなく歌う歌」と言っていましたが、それにしては踊ってたな!?ムービングを移動しながら歌ってた記憶があります。間違ってたらすみません。

 映像が水の演出だったのがすごい印象に残ってます。衣装もリーダーらしくて、ひたすら見入る。

16.Tell me why

 ソロからの流れがすごすぎて嗚咽。サクショウがモニターに映った時に、帽子のツバの裏面に文字が書いてあったんですが、それがどうしても最初リボンにしか見えなくてんなわけないのに、リボン?!?!?!え!?!?!?とか思って本当に申し訳なかった。その後のサクショウラップの勢いと圧のすごさが。

 音源で聞いてたとき、そこまで好きじゃなかったのにライブで化けすぎだろ……踊ってない(最後みんなで集まって踊ってた気もしてきた)、特効も炎もなく、ただそれぞれの歌を聴かされ魅入られ、そして本当にサクショウラップに圧巻でした。いろいろ演出できたであろうこの曲を、すさまじい流れに組み込んで歌で聞かせたって盛り上がりすぎてうちわ逆になってた。

17.TRAP

 ここで炎ドパーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!TRAPも化けすぎ……演出絶の妙でした……

 最初のほう、サクショウが歌ってる時に帽子くいくいあげたのがくっそかっこよかった。

21.Hope in the darkness

 曲前のアクセントダンス?というか自分の動き使って音を出す部分で、相葉さんのところだけ笑いというかざわざわしてたのはさすがに気づいたんですが、個人的な解釈では音がピロロローンみたいで不意を突かれたからかなと思いました。セトリを確認するためにネットで検索したらいろいろ出てきたので、捉え方は人それぞれかなと。

 にしても、ここらへんのアルバムちょっと意表つきすぎじゃない????演出がいいのか流れが完璧すぎるのかもうわっけ分かんないぐらい、感動しました。ややサクショウの動きが忙しない感じも否めませんが、っていうかあのベース音やりながら会場のファンラも管理ってレベル高いよね?????一番カロリーの消費量が激しそうなのは二宮さんですかね!!!!何か上下に手やるので音程変えるだけじゃなくて、手の下に逆の手入れて震えさせてた?みたいなのがスポンジには見えた。勘違いの可能性もある。

22.Zero-G

 アルバムリード曲が一部のラストっていうのが潔い。ムービングでガンガン踊る前の、さっきの曲で使ってた筋肉につけてた連動さす機械みたいなの引きちぎるのに何か言いえもしない萌えを覚えた。感覚で言うとイヤモニ直したりそういう所作萌えに近いと思う。

 終わり方が、ステージの中にバーン!!!って嵐が飛び込んで THE END. 

 ふええええええええええええええい!!!!!!!!唖然呆然からの鳥肌でした。

 そこからは本当に、切り替わって15周年ライブもしくはハワイライブのドーム盤というような感じで、嵐のライブ!!!!と非常に盛り上がりました。

 最初にも書きましたが、二部に分けてくれたことによってデジタリアンのライブがデジタリアンとして余計な要素が全くないものとして完成していると感じました。合間の盛り上がり曲も空気を変えるいいポジションで、そのまま何曲も続くのではなく、何ならオリジナルで盛り上がる曲Oh Yeah!とハダシの未来だけなので、何かもうほんと、綺麗に斬新にまとめてくれたなと!!!!!!!!

 二部(って勝手に呼んでる)レポは割愛します。マジ気球ハンパない。

 あと最後の挨拶では、

 サクショウ→ヘッドセットがハウって、すかさずJがマイクを渡す→ワンツーワンツーマイクテストからの「もうほとんど話し終わっちゃったんだけど」で持ち直すサクショウのキャスター感。何度も「重ね重ね」と言っているのが印象的でした。

 相葉さん→今日も生きてる!精一杯(だったかな?)生きてる!!!!!

 リーダー→家に帰るまでがデジタリアン

 にの→親子席の子どもたち!(左右に指を振る)殴っちゃえばいいんだ!親が何とかしてくれるから!相変わらず敬語にタメ口を織り交ぜて親近感のある話し方だなあって思いました。あとWISHのデジデジが見れなくてこんなに映像化を望むライブは~の件でJがすみませんってなっててやり取りかわいすぎるぜ……

 J→15年かかりました。……この一言だけやけに印象に残ってるのは、個人的にも何かこう、このライブの構成が一つの挑戦でもあったと思ってるからかもしれません。でも、本当に、嵐が嵐の好きな演出を好きなだけやる、っていうのを見せてもらった気がします。

 そしてそして。ファンライトについて。

 2500円して、デジタリアンコーナーで電波受信して、といろいろ始まる前から「???????」みたいなことが多かったんですが、本当に自分たちが演出のひとつになっていることへの感謝。単純に一糸乱れぬ光の動きに感動。WISHのようにコントロールだけでなく、全員で作ることのできる一体感。いっぱい、いろいろありますが、一番感動したのは最後の挨拶の時にそれぞれのメンバーカラーに観客の方がやっていたことでした。後々確認したら、どうやら【挨拶の時はメンバーカラーにしよう!】のようなことが拡散もされていたようなんですが、私を含め、ネタバレを回避してきた人間でこういうことを事前に言っていたことを知らない人たちもいっぱいいたと思います。そんな中で、本当に、綺麗に、色がひとつひとつ変わっていくのがとても素敵でした。一番このファンライトで印象に残ってる演出でした。

 アンコールについても。

 今回、オーラス以外はなかったようですが、以前V6の森田剛くんがアンコールはあって当たり前じゃない。当たり前の空気になっていることに違和感を覚えるとツアーパンフレットで語っております。

 嵐のライブで、嵐が思うように演出をして構成をしたので、個人的にはもちろんあってくれた方が嬉しいですが(主にツアTを着ている嵐を見たいという点で)ないことが、これまでと違うから、だから悲しいのか悔しいのか残念なのかって言われたら違うかなと。何かここまでくると、アンコールしないために開演時間遅いのか!?とまで考えましたが、深く考えずにただただただただただただ!!!!!!!!!!!!

 楽しいライブでした!!!!!ありがとう嵐!!!!!ありがとうデジタリアン!!!!ありがとうファンライト!!!!!ありがとうドーーーーーーーーーーーーーーーーム!!!!!!!!!!!!!!!!